イタリアに暮らしていて、電車の遅れなどには慣れてきて
イライラすることは滅多になくなったのですが 滞在許可証などの手続きなどで訪れるお役所(警察、市役所など)と イタリアの郵便局というか郵便事情にだけは 未だに慣れることはなく、、、必ずイライラさせられるし 体力の消費と精神的苦痛をいつも感じます>< 日本の宅急便のようなシステムがこの国に導入される日は きっと100年後くらい???と思ってしまうほど いつも荷物には悩まされています ちょっと前の出来事ですが 夫の実家から赤ちゃんグッズを送ってもらった時のこと 以前から荷物の中身の金額は2000円以下で書く事 それから洋服などは全て「古着」と記載してもらうようにお願いしていました。 だから、「中身の値段は1500Yen」と記載してくれていたのに なんと!なんと!!!イタリアの税関は日本円ではなくUSドルと勘違いして しまし、「1500USD」と言うことで「380Euro」の関税を かけて荷物を届けてきたのです!!!! 「なんで?1500円(13Euroくらい)のものに4万円(380Euro)もの 税金を支払わないと荷物を受け取れないの?」と荷物を運んできた人に言うと 「じゃあ、郵便局にそういう風に言うから自分で郵便局に行って 手続きをして!」と言うので 早速、教えられた郵便局へ・・・・・ もちろん、ここからはイタリアの得意な「自分達は関係ない!」 発言の連発です。。。 「この関税をかけたのは税関で、うち(郵便局)は依頼されているだけなので 関係ないから、税関に問い合わせなさい。うちは関係ないよ!」 「税関ってつまり空港にいけって事??」と聞くと 「それか電話で聞けば!」 電話番号が分からないと言っても教えてくれる親切さは無いしね(泣) それに私たちの荷物は一体どこに?という疑問も。。。 そんな感じで郵便局を後にして、、、 久しぶりに郵便での問題発生か~と落ち込んでしまいました。 このことを友人に話したら、友人のイタリア人の旦那様が 税関に電話をかけてくれることになりました! かなり電話がつながらず、大変な思いをさせてしまったのですが ようやく電話が繋がり事情を説明すると・・・ 日本円とUSドルを間違えていたと言うことになり、そのことを訂正するには メールで依頼しないと行けないとのこと、 もちろん私にそんな能力はないので、友人の旦那様にメールもお願いしました。 そして、手続きは終了! 待つこと1週間、2週間、、、、荷物が届くことも連絡もありません。 その間に友人の旦那様は再度税関に電話をしてくれましたが 本当につながらない電話で・・・申し訳ないので、荷物は諦めることにしました。 日本の郵便局ホームページには「受取人拒否のため返送」と記載されているし 捨てられるよりはいいかな?と思っていたら す~っかり忘れた頃・・・荷物が届きました!!! 課税も「0」に変更されていて、中身も無事に^^ 一年に一度は必ず郵便関係のトラブルに巻き込まれます・・・泣 日本の輸送システムとかって本当に素晴らしいと思います。 荷物を出せば次の日には到着して、時間指定もできて、再配達もちゃんとしてくれる! 日本人だからできることなんだろうと思います。 それから、私の実家からの荷物で古着と記載するのを忘れて 金額も正直に1万円とかと書いてしまったら日本円で4000円くらいの 関税がかかって届いたことも・・・ とにかく新品でもタグを取って「古着」として送ること それから総額の金額も2000円以下で記載することがポイントのようです。 このトラブルが起きてから、父が調べたところ 日本からイタリア宛荷物の課税について 1.日本郵便では350ユーロを超えるものについてインボイス添付とされていますが、 2.イタリアの取り扱いでは、 a.個人に送る場合 - 45ユーロ(約6000円)を超えると (価格の3.5%の関税+20%の付加価値税+手数料)が掛かる。 - 350ユーロ(約47000円)を超えると 現地税関事務所が税額を決定。 b.事業所に送る場合 22ユーロ(約3000円)を超えると現地税関事務所が税額を決定。 個人に送る荷物に対しても関税がかかると言うことに どうしても納得がいかないのですが、イタリアはこのような感じです。
by nnoriko513
| 2011-07-09 21:57
| 日々のことin Italia
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